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CSS Nite LP, Disk 26「CSS Preprocessor Shootout」参加した話

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CSS Preprocessorとは

CSS Preprocessor、いわゆるCSSメタ言語中間言語とも呼ばれるこの技術は、CSSをさらに簡易に記述可能で、しかも変数や関数などが使える。
うまく用いてやれば、CSSの記述量削減や、コードの可読性アップに繋がる。
現在Sass(SCSS)、LESS、Stylusの3つの知名度が高いが、僕はSassが好きで普段でも業務で利用している。

CSS Nite LP, Disk 26「CSS Preprocessor Shootout」に参加して

というわけで2013年1月12日に東京でCSS Nite LP, Disk 26「CSS Preprocessor Shootout」に参加してきました!(遅)
セッションタイトルは以下の通り

  • CSSの設計
  • パフォーマンスから考えるSass/Compassの導入・運用
  • LESS is MORE: CSSプリプロセッサをシンプルに使う
  • Stylusが目指す"CSSプリプロセッサ"
  • CodeKitで始める次世代Web制作
  • 新世代エディタで作る、プリプロセッサー環境構築術
  • 環境に合わせて快適コンパイル生活
  • GREEを支える技術フロントエンド版
  • 毎日の料理のためのSass
  • CSSプリプロセッサーの登場・発展から考えるCSSデザインの過去・現在・未来

どのセッションも非常に聞き応えのある内容でした。
個人的にこの勉強会で聞きたかった内容は、Sassのモジュール構成が我流だったため、これから社内のコーディングガイドラインを策定して行くに従って、他社がどうのような構成を取っているのか、でした。
結果としては、他社も大体似たような感じだった。それが確認できただけでも収穫。
タイムリーな話題として、クックパッドの池田さんによる『毎日の料理のためのSass』がコーディングガイドの話をされていたので、参考にさせていただこうと思っています。

以下、気づき

  • ちゃんと構成考えたり、コーディングルールを徹底しないと、IEではCSSセレクタの4096までという上限に引っかかってしまう。
  • CSSにもコードレビューを行い、全社的に導入するような広範囲カバーのファイルを洗練させて行くことが大事
  • フロントエンドのメタ言語コンパイル用GUIであるCodekitがマジ便利。(プロジェクト単位での導入にはなかなかいい)

さいごに

プリプロセッサ含めて、CSS3など、今CSSコーディングはとても熱い分野になっていると強く感じます。
名古屋でもこうした勉強会を今後企画していきたいですね。